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『テレビと権力』田原総一朗 ── 権力と闘い続けたテレビジャーナリストの四十年
ジャーナリスト・田原総一朗の四十年にわたるテレビ人生を、本人みずからが振り返った一冊。タイトルの通り、テーマは終始一貫して「テレビ」と「権力」の関係にある。岩波映画時代からNHK、東京12チャンネル(現・テレビ東京)、そして『朝まで生テレビ!... -
歴代宰相の「陰の指南役」 安岡正篤 ── 表に立たず政界を動かした陽明学者
選挙に出馬したこともなければ、閣僚を務めたこともない。それでいて、歴代の総理大臣たちが密かに教えを請い続けた思想家がいる。「偉人シリーズ」続編は、安岡正篤(やすおか・まさひろ、1898〜1983)を辿る。 生い立ちと教育 安岡正篤は1898年2月13日、... -
「話せばわかる」「問答無用」 犬養毅 ── 政党政治を終わらせた凶弾
18回連続当選という記録を持ち、「憲政の神様」と呼ばれた政党政治家が、76歳にして内閣総理大臣に就任する。その5か月後、青年将校らの凶弾によって命を落とし、日本の政党政治そのものに終止符が打たれることになる。「偉人シリーズ」続編は、犬養毅(い... -
ワンマン宰相 吉田茂 ── 養子として受け継いだ財、孫・麻生太郎へ続く宰相の系譜
自由民権運動家の五男として生まれながら、父の親友の養子となって莫大な遺産を相続した男は、戦後日本の復興を主導し、「吉田学校」と呼ばれる人材輩出システムを築いた。その血脈は、平成の総理大臣にまで受け継がれる。「偉人シリーズ」続編は、吉田茂... -
陰徳を貫いた安田財閥創業者 安田善次郎 ── 匿名の寄付と非業の最期
富山の下級武士の家に生まれ、玩具屋や鰹節屋を経て一代で安田財閥を築いた男は、生涯を通じて匿名での寄付を貫き通した。そして最期は、右翼青年の凶刃に倒れる。「偉人シリーズ」続編は、安田善次郎(やすだ・ぜんじろう、1838〜1921)を辿る。 生い立ち... -
地下浪人から三菱財閥へ 岩崎弥太郎 ── 娘婿から2人の首相を輩出した家系
郷士の資格を売り払うほど困窮した土佐の「地下浪人」の家に生まれた男が、一代で三菱財閥を築き上げ、その娘婿からは2人の内閣総理大臣が輩出される。「偉人シリーズ」続編は、岩崎弥太郎(いわさき・やたろう、1835〜1885)を辿る。 生い立ち ── 郷士の... -
日本資本主義の父 渋沢栄一 ── 井上馨と共に築いた財政改革、500社の礎
武蔵国の豪農の家に生まれ、幕臣としてパリ万博に随行した青年は、帰国後に大蔵省で井上馨と机を並べ、やがて約500社もの企業設立に関わる「日本資本主義の父」となる。「偉人シリーズ」続編は、渋沢栄一(しぶさわ・えいいち、1840〜1931)を辿る。 生い... -
法廷で東条の頭を叩いた思想家 大川周明 ── 唯一の民間人A級戦犯、その数奇な結末
五・一五事件をはじめとする昭和維新のクーデター未遂事件に次々と関与しながら、東京裁判では法廷でパジャマを脱ぎ、隣に座る東条英機の頭を叩くという奇行の末に、精神障害を理由として訴追を免れた思想家がいる。「偉人シリーズ」続編は、大川周明(お... -
右翼の源流・玄洋社総帥 頭山満 ── 昭和の黒幕たちが仰いだ「先代」
笹川良一や児玉誉士夫ら「昭和の黒幕」たちが台頭するより半世紀も前、日本の民間国家主義運動の源流を作り、犬養毅や後の政治家たちと深い親交を結んだ人物がいる。「偉人シリーズ」続編は、頭山満(とうやま・みつる、1855〜1944)を辿る。 生い立ちと玄... -
読売とプロ野球とテレビを作った男 正力松太郎 ── 巣鴨拘置からCIA協力者へ
皇太子暗殺未遂事件の責任を取って懲戒免官となった警察官僚が、経営難の新聞社を買い取り、日本最大の新聞、プロ野球球団、そして民放テレビ局を次々と生み出していく。その裏では、戦後長きにわたりCIAの協力者でもあった。「偉人シリーズ」続編は、正力... -
「世界最終戦論」の軍人 石原莞爾 ── 満州事変を主導し、東条英機と決別した男
わずか1万数千の兵力で23万の敵軍を打ち破り、満州全域を占領した作戦を主導しながら、その後は東条英機を「上等兵」と呼んで軽蔑し、日中戦争の拡大には最後まで反対し続けた異色の軍人がいる。「偉人シリーズ」続編は、石原莞爾(いしわら・かんじ、1889... -
「アメリカを第二の母国」と呼んだ外相 松岡洋右 ── 十字架上の日本、そして三国同盟へ
山口の廻船問屋に生まれ、13歳で単身渡米。「アメリカを第二の母国」とまで呼んだ男が、やがて国際連盟脱退の演説台に立ち、日独伊三国同盟を締結する外務大臣となる。「偉人シリーズ」続編は、松岡洋右(まつおか・ようすけ、1880〜1946)を辿る。 生い立... -
「上等兵」と呼ばれた男 東条英機 ── 長州閥に恨みを抱いた父を持つ宰相
父は陸軍大学校を首席で卒業しながら、長州閥に睨まれて大将昇進を逃した。その息子は、皮肉にも「陸軍出身の現役軍人として初」の内閣総理大臣にまで上り詰め、そして戦後A級戦犯として処刑された。「偉人シリーズ」続編は、東条英機(とうじょう・ひでき... -
桂園時代を築いた男 桂太郎 ── 山縣の懐刀、歴代最長政権の光と影
長州閥の頂点・山縣有朋の最も信頼する部下として軍制改革を支え、自らも3度にわたり総理の座に就いた男がいる。その通算在職日数は、長らく歴代最長記録を保持し続けた。「偉人シリーズ」続編は、桂太郎(かつら・たろう、1848〜1913)を辿る。 生い立ち ... -
足軽から陸軍の父へ 山縣有朋 ── 長州閥の頂点に立った男の孤独な国葬
伊藤博文・井上馨と同じ長州の、しかも同じように低い身分から身を起こしながら、まったく異なる道――軍と官僚機構――で頂点を極めた男がいる。国葬でありながら、その式場は驚くほど閑散としていたという。「偉人シリーズ」続編は、山縣有朋(やまがた・あ... -
長州ファイブの盟友 伊藤博文 ── 足軽の子から初代総理へ、ハルビンに散る
井上馨と共に鎖国下の日本を密航で飛び出した若者は、やがて初代内閣総理大臣として近代国家の骨格そのものを作り上げた。だが最後は、大陸の駅頭で凶弾に倒れる。「偉人シリーズ」続編は、伊藤博文(いとう・ひろぶみ、1841〜1909)――すでに紹介した井上... -
五摂家筆頭の宿命 近衛文麿 ── 名門の当主が背負った開戦と敗戦
藤原氏の嫡流、五摂家の筆頭という日本で最も高貴な家柄に生まれながら、その生涯は日中戦争の泥沼化、そして敗戦という国家的悲劇と分かちがたく結びついていた。出頭命令の期限直前、みずから命を絶った公爵。「偉人シリーズ」第7弾は、近衛文麿(このえ... -
「昭和の闇」を築いた男 児玉誉士夫 ── 貧しき少年から政財界フィクサーへ
7歳で母を失い、8歳で朝鮮へ預けられた貧しい少年は、やがて上海で巨万の富を築き、戦後は政財界の闇を一手に握る「フィクサー」となった。そして最後は、日本を揺るがす一大疑獄事件の渦中で生涯を終える。「偉人シリーズ」第6弾は、児玉誉士夫(こだま・... -
「昭和の妖怪」岸信介 ── 満州の人脈から三代の宰相を生んだ家系へ
実弟は総理大臣、孫もまた総理大臣。満州で築いた人脈を糧に、A級戦犯容疑という「死」から政界の頂点へと駆け上がった男がいる。「昭和の妖怪」と恐れられた岸信介(きし・のぶすけ、1896〜1987)。「偉人シリーズ」第5弾は、一つの家系が三代にわたり日... -
陸軍政治家の栄光と転落 田中義一 ── 萩の藩士の家から内閣総理大臣へ
ロシア通の軍人として頭角を現し、政党政治家に転身して総理大臣にまで上り詰めた男は、部下の起こした一つの事件によって、天皇の不興を買い、失意のうちに世を去った。「偉人シリーズ」第4弾は、田中義一(たなか・ぎいち、1864〜1929)――萩の藩士の家に...
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